俺は此処に居る

id:BlackSunこと黒太くんがニュースみて勉強したり、ラジオしたり、絵を描いたり、空飛んでみたり

【少女☆歌劇 レヴュースタァライト 第9話 感想】時の過ぎゆくままに

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少女☆歌劇 レヴュースタァライト」第9話!これにて起承転結の転「ばなな編」完結という事になるようです。

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中学時代からまわりと距離があったようなばなな。この孤独の強さが第99回聖翔祭でのスタァライトを彼女にとって特別なものにするきっかけだったようですね。純那も「濃密で充実した時間」と称した彼女らの1年生時代。やはりずっと孤独だったばななにとっては、かけがえのない青春そのものだったのでしょう。

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そんなばななはいままで何周もくりかえすことによって、自分の「濃密で充実した」青春を守り、挫折で離れ離れになるみんなを守り、そしてキリンオーディションによるキラメキの喪失からみんなを守ってきました。 ところがみんなは未来に向かって希望を持っていることにこころの開きを感じたのでしょう。

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彼女はいままでずっと孤独でした。だからこそあの1年の青春のキラメキを永遠にしつづけたかった。だけれど、それをするためには延々とオーディションに勝ち続けていくしかなかった。そうして全てを背負い込んで「守らなくちゃいけないの!」と結局孤独に陥っていたばなな。孤独感を解消してくれたみんなとその青春を守るために孤独を背負うしかなかった。ものすごい矛盾、ものすごいジレンマ。

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華恋は1話からずっと「日々進化中」を何度も口にしてきました。もちろんこの場面でもそうです。8話で明らかになったひかりの突然の転入理由。もともとの性格は未来志向だった華恋。これらが交差し何周もの間ずっと最下位だった華恋が変革することでばななの世界がおわりを迎えることになります。

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過去に固執したばななですが、実はガチガチの過去保守ということでもないんです。何度もあの1年をくりかえすたびに「もっと楽しく、仲良くなるために」脚本をそのたびに台詞や演出をかえてきたばなな。いまよりよい物をという本質的な思いはなにも変わっていないと純那は指摘してあげます。純那はルームメイトなのですが、実はひとりぼっちの子に気づいてあげられるやさしい性格をしています。

・少女☆歌劇 レヴュースタァライト オーバーチュア1 (電撃コミックスNEXT)

 

このあたりをさらに理解するには漫画版「オーバーチュア」読むのをオススメします。もちろん読まなくても理解はできるんだけども、純那とばななの絆への理解を深めるには必須だと思います。

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さて、推し目線でみると、ひかりの表情が大変豊かになりました。これは8話のキラメキの再生産である程度キラメキが戻った、つまりそれを原動力にするやる気だとか感情の動きが元に戻ったととっていいんじゃないでしょうか。

ばななの変革もこの変革も、キラメキを失っても最後まで華恋との約束をわすれなかったひかりの強さと、恐れることなくひかりのために飛び込めた華恋の勇気がもたらした化学変化だと考えると、ひかりの転入というイベントだけで玉突きのように全ての登場人物の生き方や世界が変わる見事な脚本。素晴らしいの一言しかありません。

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それはまるで戯曲スタァライトそのもの。「記憶をなくしても親友との約束だけは忘れなかったクレールの強さ」を称賛するひかり。「親友のためなら、危険をかえりみず奇跡をおこそうとするフローラの勇気」を称賛する華恋。やはり第100回のスタァライトの主役はこのふたりになるのでしょうか?

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いやそれよりも、キリンオーディションはどうなってしまうんでしょうか?ますます次回が気になりますね!*1

*1:9話のひかり対双葉はひかりの勝利、香子対クロは香子の勝利ということでしょうかね?この表。

【少女☆歌劇 レヴュースタァライト 第9話 予告 感想】立ちどまるなふりむくな

 

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少女☆歌劇 レヴュースタァライトの最速木曜日!予告動画が公開されました!

1クールを起承転結で分けたところの「転」最終章!先日紹介したメガミマガジンの脚本樋口氏インタビューでも明らかになった通り「なな編」最終章になりそうですね。 

・Megami MAGAZINE 2018年 10 月号 [雑誌]

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8話でキラメキをとりもどしたひかり。こころなしか表情もやわらいで自然に笑顔が出るようになっているよう?ひかり推しとしてはなんというか嬉しい…

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対称的に悲痛な表情のばなな。自分の望む世界永遠の「第99回聖翔祭」の舞台を守るためには勝つしかない。だけど現在華恋と同率の4位。上のみんなの表情を見ると第100回用の台本に期待感を持っているようです。これはばなな的にはつらいかも。

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そんなばななを支えられるとしたら純那しかいないんじゃないかなぁと予想するのは鉄板でしょうけど、やはり期待してしまいますよね「じゅんななな」。

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同率4位の華恋とばななのバトルはこれで確定!個人的に予告で思ったのは、このばななの登場部分。おそらく今回初口上がみられるとは思うんですが、全体的にライトが弱い印象なんです。99回に固執するばなな。しかし照らすライトは少しジリジリと電気が切れそうな感じ。これって、ばななのこころのゆらぎなんでしょうか?はやく9話が見たくて仕方がありません…。

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そして今週はレギュラー番組の「真矢クロミッドナイトレヴュー」3回目!破壊的な麻帆姉がまた見れます。先週のリリースイベントでもひとりだけ狂ったおもしろい言動で会場をトリコにした麻帆姉。九九組のトニセンのおふたりが主演です! 

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 ゲストに三森さん呼んでいつの日か九九組のトニセン放送とか期待したいなぁ…

 

【少女☆歌劇 レヴュースタァライト 小ネタ 聖地巡礼】ぼくらが旅に出る理由

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先日のエントリにて東京方面に少女☆歌劇 レヴュースタァライトイベントで行ったことは書きましたが、今回はそれ以外予定がない+なかなか行く機会もないだろうということで、行ける範囲でロケ地めぐりをして参りました!あと今回も結構長くなります!

参考にさせていただいたサイトはこちら。こちらだけでも十二分に事足りるんですが、こちらにプラスアルファで参考にしていただければ幸いです。

荻窪駅周辺

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まずはJR荻窪駅周辺。ここは設定上、学生寮である「星光館」の周辺とされています。6話にて香子が京都に帰る時に立っていた駅が荻窪駅です。ロケ地は1番線ホームで実は京都に帰るのに三鷹方面です。 

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 4話で華恋が女の子に「くらげ!」と聞いたところは荻窪駅北口タクシー乗り場付近です。ここ結構わからなくて困りました。ルミネと駅は接続されているんで、2Fから行くと早いと思います。

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 同じ4話、かわってこちらは西口。目指すときはローソン荻窪西南店を目印にいけば遭遇すると思います。決定的に違うのはここ手前にアニメほどスペースはありません。なので壁にくっついて撮っても手前の壁?は入りませんでした。多分カメラ置いて撮影したのかなぁ。

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さてここから少し距離がある学生寮前の橋。ここはセブンイレブン杉並南荻窪4丁目店を目印にいくとわかりやすいです。参考ブログでも書いてありますが、この先に「星光館」の位置にあたる場所があります。モデルになった建物はありません。住宅地なので確認する際はお気をつけ下さい。

②西武鷹の台周辺

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駅を降りて中央公園に向かうとちょうど上の地図にある現在地のところにたどりつきます。そこから右手に歩いてジャブジャブ池に向かっていただければ6話のふたクロ練習地点に到着します。

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細かいポイントは違いますがかなりの再現度でした。タップの練習ポイントから休憩ポイントまでそこそこ距離があるのが意外でした。奥の香子が出てきた森?は森でなくただの植木なので、すぐに気づかれそう…

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そこからぐるっとまわると津田塾大学があります。いわずもがな聖翔音楽学園のモデルですね。先程の練習場所から5分以内なのでこれはまぁわかるんですけれども…

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今回時間的に行けなかった通学路は小金井公園の南東角の交差点あたりだそうなんです…

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こんな距離、徒歩では通えねえ!

googleさんによると徒歩で3時間11分でした。なんだこの強行軍!まぁフィクションですから…現実との違いに文句をいうのは野暮というもんです。ともあれここまでで相当時間がかかってしまいました。なのでここ以降は時間があるなら別日にされたほうが無難です。

月島駅付近

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ここからはひかりちゃん推しなので4話のひかりちゃんルートで行ってきました。駅出口7番からでてすぐ目の前にあるもんじゃ太郎さんがロケ地になります。ちょうどもんじゃの真ん中が顔出しになっているんですが、ひかりちゃんどうやってMr.ホワイトを空中に固定したんだろう…

スカイツリー付近

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スカイツリーです。説明は不要かとは思いますが、すみだ水族館にいくならスカイツリー駅側が近いです。入り口は4階です。

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ギフトコーナーは入館しなくてもおみやげを買うことが可能です。くらげのほかチンアナゴとマゼランペンギングッズが大変多かったです。くらげのぬいぐるみを探して買おうと思ったんですが…

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そりゃお金なくなるよ、ひかりちゃん! 

かなりお高いです!あとサカサクラゲなので置き方間違ってるみたい。

⑤浅草駅周辺

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強行軍なのでとっぷり日も暮れてしまいました…このあたりも観光地なので説明は不要かもしれません。浅草駅そばに吾妻橋があります。 

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そこから浅草方面に戻れば超有名な雷門があります。雷門をくぐると仲見世通り。

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それを浅草寺に向かって歩くと木村家人形焼本店

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そのまま北へ向かい仁王門をくぐると鳩ポッポの歌碑があります。

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少し距離はありますが、浅草演芸ホールに向かうルートで歩くと帰路がちょうどつくばエクスプレスの浅草駅で良いルートだと思います。

赤羽橋駅周辺

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東京タワー約束タワー最寄り駅です。赤羽橋口出口がこの入口になります。

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ひかれんの聖地、のびのび広場です。ベンチに座ってひかりちゃん視点を逆VRするもよし、すべり台に上がってみるもよしです。ちなみに子供さん用なので相当小さいです、すべり台。

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のびのび広場をでて、東京タワーに向かうと車用の入り口があります。ここがひかりちゃん「遅い…」地点です。なお、水族館に行くのならこちらは2階入口ですので1階まで降りてください。自分が行ったところ、本日の営業は終了しましたでした。なにこのリアルひかりちゃん。 

⑦JR大森駅周辺

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ここからは華恋ちゃんルートなので今回はおまけです。というのもホテルがいつもどおり蒲田だったもので、大森は大変近くすぐに行けるので行ってみたというのが本当のところです。JR周辺としていますが、こちらは京急大森海岸駅です。2番線ホームから1番線ホームを撮影しています。華恋ちゃん蒲田方面に向かっているの?

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自分の場合は京急蒲田から京急大森海岸まで行き、下車のちJR大森に向かう形で通りました。南大井交番を目印に向かうとこの歩道橋に出会えます。全4コーナーから撮影したもののどれも完全に合致しなかったので一番雰囲気が似ている写真を使用しました。

ということでかなり強行軍でまわってきました。華恋ちゃんルートは交通機関が使えないところもあり、時間もかかるのでまた機会があればまわってみたいですね。

【少女☆歌劇 レヴュースタァライト 小ネタ】あなたを・もっと・知りたくて

 

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先日、都内某所であった少女☆歌劇 レヴュースタァライトのOPシングル「星のダイアローグ」リリースイベントに行ってまいりました。とはいえ当選したのは全3部ある中の第1部だけなのですが。

・「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」OPシングル 星のダイアローグ

 

自分の当選番号は30番台。前からつめることで前から三列目、真ん中やや右手に落ち着いたところ、ちょうど目の前が三森すずこさんという偶然の幸運!

やはり飛び跳ねる麻帆姉(富田麻帆さん)、ひたすらかわいいはるちゃん(岩田陽葵さん)、場の空気をきちんと制するもよ(小山百代さん)、そしてもう全てが尊い三森すずこさんという事で最高のイベントでしたね。とりあえず三森さんは酔っ払っておしぼりを持ち帰るのはやめよう(笑)

その後、秋葉原スタァライトされているというのを見て秋葉原を特に買うものもないのに散策してきました。

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冒頭の写真のゲーマーズさんは、アニメ化前からスタァライトを推してくれているので、かなり店内もいたるところがスタァライトされておられました。写真でもわかるように9月2日までポップアップストアというのを期間限定で開催されておられました。

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ポップアップストアにはキャストのみなさんのサインがたくさん飾られていました。三森さんの最近版サイン欲しい…

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セガ横のムーランの壁には超巨大な舞台#2の広告が!巨大すぎて近くからはなにがなんだかわからないくらい… 

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ラジオ会館の入り口にはこんな巨大なポスター?も。このサイズのポスターとか広告用ならではですよね…このサイズ、あったらうれしいけど販売してたらどれぐらいのおねだんになるんだろう?いやそれよりも部屋に貼るスペースがあるかどうか…*1

そんなラジオ会館巨大モニターでは動画で大々的に宣伝もされておられました!この付近ではモニター広告がオノデン、駅中改札前モニターとあと2つも!本当に秋葉原スタァライトされてる!

上の動画でも宣伝されている渋谷マルイで9月7日~17日の期間限定で開催される「スタァライトストア」があるんですが、そうそうおいそれと関東にいけないのでくやしい…全国展開してくれませんか?ブシロードさん…

 

*1:そういう心配は「あばれ!隼」の柳生重吾が行きて帰った者がいない柳生恐山から生還できるのか?いやそれよりも春のセンバツに間に合うかどうかくらいどうでもいい心配でしょう。

【少女☆歌劇 レヴュースタァライト 第8話 感想】それでも私は

 

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「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」8話、各方面で絶賛されているようです。作画的にも7話は止めの演技で枚数を減らした分、8話に動画を割いたと監督さんが発言されているように、相当気合の入った回でした。見応え十二分! 

8話は神楽ひかり回。ひかりが英国留学中にどうしていたのか、そうしてどうなったのかの前半部分。それをふまえて現在どう戦うのかというのが後半部分でした。

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これは舞台版でも純那に指摘されていたことですが、ひかりにはキラメキがない。そのキラメキが失われた経緯が明らかにされた前半。予告で想像できたようにロンドンで偶然?キリンオーディションが行われ、それに参加し、不合格になったためキラメキを失ったひかり。 

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予告感想でも書きましたが、ひかりの上掛けが一人だけ青い、短剣という不利な武器、そしてカリキュラスブライト(輝きの種子)という武器名から、英国時代赤い上掛け、長い剣である事は明白だったと思うんです。ただ読めなかったのは「8話ではばななには勝てない」という所。このギミック、最終回で華恋と共闘して取り戻すことで赤に変わり剣が元の形に変化すると思っていました。ここで短いまま進化させるのか! 

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ロンドン時代ではキラメキを失った後、やる気を失ったひかり。「奪うか奪われるか」というキリンオーディションの詳細を知ったひかり。挫折感から芝居を投げ出し、剣を上げることができなくなったひかり。

そんなひかりが華恋の「ふたりで合格すればいい」という自分には想定外の発想で、挫折から立ち直り、ふたたび剣をあげ華恋と共に立ち向かおうと変化した。この変化が「キラメキの再生産」を引き起こしたと言えるでしょう。震える切っ先がばななに上向くところはまさにその気持の強い現れでしょう。

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幼少期にお互いスタァになるという運命を交換したふたり。キリンの言葉から想像するに、オーディションの失格者はおそらく全てのキラメキを失うのだろうと思います。キリンはだからこそ、全てを失ったひかりに短剣程度とはいえキラメキを残せたのは予想できなかった。この残されたキラメキこそ華恋へのわずかな思い、運命の交換分であったのではないでしょうか? 

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ただ唯一まだ残る謎としては、ひかりの武器と上掛けの色についてはともかく、ロンドン時代と現在では上掛けのかける左右が逆なのです。いや正確に言うのならば衣装が左右逆版なのです。左利きであることには変更がないため、これは意図的に左右逆版にしていると思われます。ここにどういう意図があるのか?

武器の長さはキラメキの象徴、上掛けの色もまたキラメキの象徴。であれば衣装もまたキラメキの象徴であるはずと考えると、なんらかでキラメキの逆転があった?ロンドン時代で既に運命の交換はできている状況。のこされたキラメキが華恋のおかげと推察すると、華恋のもう片方、右のキラメキ部分?ここはいろいろ考えてみたのですが、まだ自分なりの考察が至りません…

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7話8話で狂気のように描かれたばなな。「奪うか奪われるか」という悲劇を止め、永遠に楽しかった99回聖翔祭をくりかえしていたばなな。何度も繰り返しなんでも知っているばなな。みんなのお母さん的存在というのも間違いではなかったわけです。この狂気も母性的な愛だったのではないでしょうか?

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キリンオーディションはまだ終わりではないので、ばななの思いと過去への回帰はもうないとは言い切れません。同率4位になった華恋とばなな。メガミマガジンの構成脚本の樋口氏へのインタビューによると7~9話は「なな編」とのこと。

・Megami MAGAZINE 2018年 10 月号 [雑誌]

今回のメガミマガジンメガミマガジンだしキャラ的な取り上げなんだろうなと期待せずに読んだものの、スタァライトの記事だけはかなりの伏線回収や今後の展開も予想できそうなインタビューも多くて、これは買いでした。スタァライトファンなら読む価値がありますね。

本当の意味で9話にてばななは救われるのか?「それでも私は、華恋と」と覚悟を決めたひかり。その覚悟の真意は?9話がますます楽しみになってきますね!