初期衝動を思い出す
導火線に火がついたのはいつだったろうか 中学生の頃か生まれる前か
爆発付前の火薬のような レコードが好きだった
昨日はブルハを聴きながら怒りを噛みしめつつ怒りを絵にぶつけていたんだけれども、これが俺的にはスッキリする結果になったよ。というかある種のプリミティヴな強い感情がないといい物はできない気がした。引用はそんなブルハの「旅人」の一節からなんだけど、俺に火がついたのはなんだったのか思い出してみたら、微妙なエロ*1とヴァイオレンスに尽きるんだろうなと思った。
漫画はジャンプの真の黄金期(断言)だった。北斗やブラックエンジェルズ、キン肉マン等格闘やバイオレンスを燃えながら読み、きまオレ(KOR)のまどかさんのギリギリに悶絶した。アニメは初代ガンダムを政治ドラマとかウザい事を抜きにして、モビルスーツのカッコよさとドンパチを楽しみ、サンライズアニメの洗礼を受けまくった。ゲームは源平やスペハリ、飛竜だとかナイスト等などひたすらカッコよくトンガったゲームをやった。ゲーギャル*2に悶絶もした。俺が好きな80年代作品は燃える男のヴァイオレンスドラマでひたすら渋かった。またその中で*3輝く女性の大人のエロスに憧れた。そりゃここ近年の「萌え」とか肌が合わんはずだわ。
俺が絵を描く原点、初期衝動は男の渋さと大人の女性への憧れ、そして怒りの爆発なのかもしれんなと。だから世界に対する怒りが鬱積してる時はスラスラ描けるのかもしれんね。つまり俺は絵的には孤立し、世界に対してその怒りを殺さんばかりにブツける事が一番いいんだと思った。常に世界に拳を突きたてるべしというところなんだろうな。初期衝動なんで中二病臭いのは理解してるが、初期衝動を忘れたらいいものはやっぱりできないとも思う。今のブームに媚びちゃいかん、それらを噛み殺す勢いで俺を突き立てるのだ。中二病だろうとそれが一番気持ちいいからしょうがない。
(追記)素でブラックジャックとブラックエンジェルズ書き間違えてた!平松先生申し訳ございません!間違いなく殺られる・・・はわわ