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修羅の世界

【漫画家】 ヒラコーこと平野耕太、「発言が普通すぎる」と言われ、Twitterを辞める
ヒラコー問題で元発言した人を叩く人たち(Togetter)
本当に毎日毎日揉め事が絶えない、もはやそんな感想しかでないTwitterでまた今日も揉め事があったようだ。どういった事かはリンク先を参照していただければと思うが、要約すると漫画家の平野耕太氏が一ユーザーからの発言(感想)を受けてTwitterを辞めただけの話。辞めるのも続けるのもブロックするもどうするも個々人の自由だから仕方がないだけの話なのだが、どうもそれだけでは終わらなかったようだ。確かに勝手に妄想した作家イメージを作家本人に期待するのは少し思慮が足りないとは思うが、元発言を読んだ限りそれほど強要する訳でもなく単に一個人の勝手な妄想(感想)だな程度だと思う。
ここからが実に最近のTwitterらしいというか、それだけで終われなかった人達が大挙して発言主に群がるという構図が展開した。しかし展開した人達はなぜ気づかないのだろうか?自分の思い通りにならない事に対して他者に意見をいっているという姿が、何の気なしに平野氏に感想を言った人となんら変わらないという事に。そして両者を無関係な立場から見た私見ではあるが、発言者の発言は先程も書いたように一個人の感想程度に過ぎないが、展開した人達の方は揶揄や中傷的意見を言っているようにしか感じない、「感想を超えた暴力」といえるのではないだろうか。また僕には平野氏自体も少し思慮が足りないとは思った。ファンがプロ作家・有名人に勝手な幻想を抱くという事も予想はできたはずであるからだ。そしてファンが憧れる作家に感想を述べるという事もTwitterというツールの特性を考えれば容易に予想できただろう。
有名人に幻想を抱いてしまい、その自分の妄想するイメージを有名人に持ってしまう事は誰しもあるだろう。芸能人に至ってはそのイメージでもって視聴者に好き嫌いを判別されたりもするのだから。発言者と平野氏双方に足りなかったのは思慮だろう。この件はお互いそれぞれの思慮不足と少しのスレ違いから起きてしまった事故と思う。しかしそんな他愛もない感想に悪意を持って暴力を振るうのはどうしたものだろうか。この有様をもし世間が見た場合、ネットユーザーに、そして漫画ファンにどういう感想を持つのだろう。例の条例の件でも話題にしたが、「おたくは認知症」と言われたとしても僕には一漫画ファンとして到底この有様を見て何の反論もできないと思った。