俺は此処に居る

id:BlackSunこと黒太くんがニュースみて勉強したり、ラジオしたり、絵を描いたり、空飛んでみたり

三森すずこと肉天と

f:id:BlackSun:20150215152348j:plain

人生で初めて兵庫県高砂市を訪れた。

 

僕は生まれも育ちも関西なのだけれども、兵庫県は神戸市までしか行ったことはなかった。山陽電鉄という電鉄会社があることも知ってはいたが、乗ることはないだろうと考えることすらしたことがなかった。それが今日訪れた。ラジオ大阪「1314V-STATIONうたの文化祭2015」に参加するために訪れる事になったのだ。

とはいえそもそも所謂地上波AMラジオなんてもう聞かなくなってどれぐらいの年月が過ぎたのだろう。僕が最後に聞いてたと胸を張れるラジオは「電気グルーヴのANN」が最後じゃないだろうか。それまでは「デーモン小暮のANN」やら関西系の「ハイパーナイト」やら、もっと昔だと「ハイヤング京都」のつぼイのりおを聞いていたりもしたが、ともあれAMラジオなんてこの所ご無沙汰。そんな僕がわざわざラジオのイベントのためだけに足を踏み入れる事すら考えたことがない高砂市を訪れたのだ。

 

なぜなら三森すずこ(以下敬称略)が出演するから。

 

そうみもりんが出演するのだ。ここでみもりんがわからない人に説明しておこう。みもりんとはラブライブ!の僕の一番推しの人の声を担当している人だ。

f:id:BlackSun:20150213003136j:plain

先日のエントリに書いた真ん中の髪の長い子の人だ。そもそも地声が基本ここまでではないにせよ凛としてカッコいい。これは生で見たい!ということで急遽イベントの存在を知って駆けつけたわけだ。

実際他の出演者の方々は存じ上げない方も多かったのですが、そんな僕でも名前は知っている岩田光央上坂すみれたかはし智秋國府田マリ子等出演されてて非常に楽しかった。岩田光央の司会は本当におもしろいし、國府田マリ子があんなに歌が上手いとは知らなかった。

 

f:id:BlackSun:20150215154631j:plain

で肝心のみもりんだけど、席がこれぐらいの距離!開演中は撮影が当然禁止なので撮影できなかったけども、一挙手一投足が本当によく見えた!ダンスのキレッキレな動き、ステージ全体を使いこなす空間能力、キラッキラな笑顔、そしてあの声!数年ぶりの推しキャラの声の人が目の前で歌ってるというこの現実。凄い!

先日のラブライブ!ライブビューイングとは違い、素の三森すずこという人間を見ることができて大変満足でした。印象としてはかわいいじゃなく美しい、そうこの人は綺麗なんだ。ダンスの時の指先まで張り詰めた動き、ただずまいが美しいのだと。

ひとつだけ残念だったのは、もっとイベントの存在を早く知っていればプレミア席(最前列)でほぼかぶりつきで見れたんだという事。この距離でも凄い!ってなってるのに、あんな距離だともうどうにかなりそうだけれども!

 

約2時間のライブ終了後、僕は以前から「BSもてもてラジ袋」で伺っていた加古川かつめしを食してみたかったのだけれども高砂は隣、かつめしの置いているお店はやはり調べてもほぼない。とそんな事をFacabookに書き込んでいた所、市民生活の専門家戸田健太郎氏( ぶたお (id:butao) )から「高砂は肉天の本場」というコメントを頂いた。「肉天!そういうのもあるのか!」

f:id:BlackSun:20150215184519j:plain

そういえば到着時に駅前にあったお店に「にく天」という表記がある。これか!ということで駅前の「木曽路」さんに入店することにした。

f:id:BlackSun:20150215190256j:plain

一見してお好み焼きだがこれが肉天だ。違いは中の具材。すじ肉やこんにゃく、ジャガイモがおでんのような味付けで混入している。なんでも元はおでんの残りをこうして食した事からだとかなんとか。いや、そんな事はどうだっていい。お好み焼+おでん!まずいわけがない!

「肉天は普通のお好み焼きより小さめなので物足りないかもしれないですから、その場合はいそまきとかどうですか?」ビールで肉天を頂いている際に店主からこう告げられた。「いそまき?そういうのもあるのか!」

f:id:BlackSun:20150215191327j:plain

これがいそまき。お好みを磯辺焼きのように海苔でくるんでロール状にしたもの。他にも何かあるのだろうけども、どうやらこの「木曽路」さんのオリジナル料理のようだ。手頃で凄く食べやすい。お好みのソースは甘辛く、ビールによく合う。いそまきで大瓶ビールもちょうど。心地よい満腹感で店を後にした。個人的には肉天をもう少し味わいたいとは思ったものの、お腹がいっぱい。年のせいか胃袋も小さくなったものだ。

 

ネットの縁から図らずとも国内旅行、地方グルメを満喫でき、僕は海外旅行はともかく国内旅行はからっきしだなと痛感した。今後も推しのライブやイベントの度に国内旅行を模索しよう、そう思った週末だった。