俺は此処に居る

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フッくんはなぜ湾仔で切なげな表情なのか?(グルメ編)

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みんな大好きワンチャイコネクション。

 

そんな湾仔のある香港に旅行してきた。特段目的はなく、そういえば5年ほど行っていなかったなという感じ。ふらっと香港に行く、まさにそんな感じだった。香港のよさといえばやはりおいしい食事。ということで今回のメインはやはり食事になるのだけれど、かつての旅行記を見てもらえればわかるように、ガイドブックに載っているような食事をしても僕は面白いとは思わないのだ。なので、今回も地元の人達が入っていそうなお店で食事を楽しむことにしてみた。

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とはいえ香港と言えば「許留山」これは絶対に外せない。アジア地域に支店を展開するも、なぜか日本では展開しないフルーツドリンクのお店。ガイドブックにも載ってはいるが、詳しくは説明されない。所謂、しぼりたてフルーツジュースとは違って、色々混ぜているのだ。贅沢にマンゴーを使ったスイーツ。香港に行ったらぜひ飲んで欲しい。こんなにふんだんに使っているのに安くておいしいのだ。

実は今回のホテルのある旺角から一番近い「許留山」の隣にはなんと台湾で何度も食べ、テレビで士林夜市の特集を組まれればかならず出てくるであろう「豪大大鶏排」のお店が!

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これもまたおいしいので食べねばなるまいと台北でもないのだけれど、食べてしまった。大きくて美味しくて安い。こちらも台北か香港で食べて欲しい。食べる時は必ず「スパイシー?」って聞いてくるので「ベリースパイシー」と答えて辛くしてもらおう。ビールが美味しく飲めること請け合い!

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夜に食べたのは炒め米粉とカレー。所謂、茶餐廳、レストランだ。香港にはこうした茶餐廳が多いのだけれども、レストランと違うのはどんどん相席で入ってくる文化なのだ。この辺を押さえておかないとなんとなく気まずい。あと香港の茶餐廳やレストランはアルコールを置いていないケースが多い、ここも要注意だ。

 閑話休題。みんなこのお菓子を知っているだろうか?

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香港というかアジアにはずっと昔からあり続けるお菓子なのだけれど、どこかでみたような気がする、という人も多いのではないだろうか?

そう「カルビー エスニカン」だ。香港、アジア各地域ではまだまだ現役。ずっと販売され続けているので、三度目の恋の味を味わいたいなら今すぐアジアにゴー。

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香港といえば飲茶だろう。行ったからにはぜひ飲茶には行ってもらいたい。今回はとにかく安いのだけれど少々騒がしく、でも待つことなくいける「倫敦大酒楼」とそこそこお値打ちではあるものの、良い景色の中落ち着いて食事ができるお店「映月楼」で飲茶を楽しんだ。どちらも味は間違いなく美味しいので気分で選んで良いと思う。

最後に紹介するのは鴨料理。なんだか日本風、和食?と思われそうだけれども、アジアで鴨料理といえばこれだ。

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 叉焼燒鵝飯、叉焼と鴨のローストに甘辛いタレをかけたご飯。海南鶏飯のようなスタイルなんだけど、またちょっと違う。こういう食事にはタイ米ことインディカ米がよく合う。かつて米不足の時に「タイ米はまずい」だのせっかくの戴き物を酷い言葉で返していた訳だけれども、こうして調理して食べると本当に美味しい。*1パラッパラの米でないとこの料理には合わない。先ほど上げた海南鶏飯もだけれども、アジアの米料理はこのインディカ米でないとおいしくないのだ。アジア旅行の際にはぜひ美味しい米料理を味わっていただきたい。あとこのお店で鴨を頼む時は英語で「グース」と注文しよう。

というわけでかなり駆け足で食事のみをリポートしてみた。旅行は本当に心が自由になる。ぜひみなさんも旅行をして現地ならではの料理をあえて召し上がっていただきたい。個人的にはできれば強く海外をおすすめしたい。旅先で日本語から開放されて、いかに人間一人が小さなものか体感できるし、日本人である事のどうでもよさも忘れてしまえる、なにより旅先でなんとなしに自分の仕事に関する事を目や耳にすることがないから。

*1:あの当時から酷い事を言うものだと思っていたものだった。