俺は此処に居る

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【少女☆歌劇 レヴュースタァライト 第1~3話 感想】少女に何が起こったか

 

さて、そろそろ番組の感想を書いていかないとと思うわけです。番組ももう3話という起承転結でいうと起が終わる節目。これは書いておかないといけないなと。

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とはいえ、こんな感じで放映日が全国でバラバラ。九州地域のRKBなんて丸一週遅れの最速放映日の前日ですから、ネタバレもあって書くタイミングも難しいんですよね。本当は筆不精+タイミング+思いつきネタでずるずると3話まで感想書けなかったなんて言えない…

 

とはいえ、普通の感想を書く人はごまんといらっしゃる。もちろん僕もそうして全くいいんですけども、もう沢山感想が出ているんだがからいまさらだし面白くないよ!って思ってしまうのが僕の天の邪鬼なところなので、今回も感想という体裁の小ネタです!*1

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ということで脚本的な流れは他の感想サイトさまにお任せするとして、ざっくりとだけ復習的に書いていきますと、さきほど書いたように全12話として全体でみると起承転結の起の部分にあたるパートなんですが、その中でも起承転結がありますよね。1話はキャラクター紹介的な起、ひかりちゃん転入から1話Bパート、2話の純那ちゃんとのレヴューが承、3話の学年主席天堂真矢とのレヴューそして敗北が転、3話Cパートで華恋の心が完全に折られるのが結という塩梅でしょうか? 

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推し視点で脚本を読むと、1話から「バカバカバカバカバッ華恋!」っていい続けてきたひかりちゃんはどうしてもレヴューに大切な華恋を巻き込みたくなかったんだろうなと。舞台への憧れという純粋さを持ったまま華恋に舞台に上がって欲しかったのだろうなぁと妄想してます。 

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 もうみなさんもお気づきとは思うんですけども、インパクトある変身?シーン「アタシ再生産」*2の衣装縫製シーンですが、華恋の王冠髪留めが燃料投下されて鋳造される縫製針、左は1話のもので右は2話と3話のもの。 左はひかりを助けたい、一緒に舞台に出るんだ!という純粋な気持ちだけからなのか針に混じり気が一切ない完璧な状態を描いていますが、右はところどころに赤錆のようなものが出てきています。この縫製針が今後どうなるのかも見どころなのではないかなと思います。

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どうしてもこの時期なので3話メインになってしまいますが、3話までを全て見返しても天堂真矢の凛々しさと強さがいかんなく発揮された印象が強く残る冒頭3話だったなと。さすがは「This is 天堂真矢」!Twitterレンドワードを2週連続獲得するだけの事はあります。

真剣勝負している最中に笑えるんですよ、この子は!相手をからかえるんですよ、この子は!そんな天堂真矢メインのレヴュー曲もまた素晴らしい!威風堂々とした凄みがあります。これだけ歌いこなせる天堂真矢役の富田麻帆さん*3の歌唱力が恐ろしいのは舞台を見たかた、昔からのファンの方*4にはご存知なのでしょうけども、まだの方にはぜひ聞いて欲しいです!

・晴れのちハレ!

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また天堂真矢のモチーフが鳥なのは彼女の持つレイピアの名前「Odette the Mavericks」から来ていると思われます。意訳すると「孤高のオデット」といったところでしょうか?オデットは白鳥の湖の主役。なので白鳥に乗って登場し、3話舞台装置のほぼすべてが鳥モチーフになっています。逆に考えるとそれだけあの場を制していたのは天堂真矢だったのかという事も言えるのかもしれません。

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「私は独りでもスタァだッ!」

彼女の台詞からもわかるように常に孤高なんですね。ひかりちゃんとスタァになりたいなんてあまい事を言っている華恋には負けたくない。またひかりについては1話の時点で「心が見えない」と看破しているわけです。この二人については現時点では眼中にないと思われ。

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 個人的には低い姿勢から全身のバネを使って腰をいれた突きに入る動作が舞台版を元にしているのがツボでした。

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 3話Cパート。ここで鏡写し雨の地面に二人の内心が映されますが、既に華恋の左肩の上掛けはありません。完全に心が折られたということでしょう。 またよくみると現実のひかりは左平手で華恋の頬を張っていますが、鏡写しの内心ではそれが握りこぶしに見えるんですよ。これ相当な思いがこもってたんじゃないかなぁと思うわけです。青春の握りこぶし!

という事を踏まえて3話時点での順位表。レヴューの勝敗ではなくより誰が舞台への渇望をもってキラメいているか?で並んでいるように思います。もうすぐ放映される4話が楽しみで仕方がありません。

あと全然ふれられなかった純那ちゃんごめん!

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*1:感想、レビューがつまらないという事ではないので、あしからず。いつも楽しく読ませて頂いています!

*2:あの曲大好き!

*3:通称、麻帆姉

*4:かみちゅ!のOP歌手でもあります。