政治話 自公に入れたやつは責任とれよな３
先日も書きましたが、比例区を自公に投票していまさら「郵政民営化にイエスノーだったからイエスで自民党に入れたのであって、増税について入れたつもりはない」とかテレビインタビューで言っている日本人を見ていると、なんともやり切れない気持ちになります。公明党の神崎氏が選挙演説で「民主党は国民が催眠術にかかっているといいましたが、国民を馬鹿にしている。」と述べていましたが、本当にかかってなかったんでしょうか？
自民党のマニフェストにも税制の抜本的改革とあります。いいようにも悪いようにもとれるこの表現をどう読んでいたんですかね？確かに小泉氏は「自分の任期期間中には増税は行わない。」と明言していますが、増税しない約束の期間は来年の９月までに過ぎないということを述べているにすぎませんしね。選挙終わったとたん増税問題が出てくるのはどうですかと。選挙前の党首討論等でも増税賛成か否かで○とも×とも出さなかった自公党首にどうして信頼できたんですの？*1責任とってくれよ自公投票者。
郵政民営化についても問題ありすぎです。俺自身は実のところ民営化は賛成でもあるんですが、嘘が多すぎます。自公投票者は自民党の郵政民営化で「小さな政府」ができると本当に思ってたんでしょうか？歳出面で緊縮できると思っていたんでしょうか。独立採算制で給与等も全て事業収益から出している公社を民間化して政府歳出が緊縮できるんでしょうかね。税金つかってないのにな。また収入面ですけど、民間企業への法人課税率って37.5％ですけど、現行公社の国庫納付金って50％ですよ？小泉氏は「民営化で税収がはいってくる」と演説で述べましたが、収益の50％よりも37.5％の方が多いのかな？
前々から思っていたことをあえて書きますが、*2選挙権を免許制度にするべきだと思うんですよ。選民的だと思う人も多いと思いますが、よくよく考えて頂きたいのですけど運転免許で選民的と思う方おられます？実際の運転免許は法律的には許可にあたるのをご存知でしょうか？自動車を運転する権利は、人が生まれながらに持つ権利として認められているのですが、いきなり全員に許可すると事故多発ということになります。そこで簡単な試験を行い法律的に他者に迷惑を与えないであろうという事を確認した上で許可を行っているわけです。
政治経済的な事故に我々国民が遭わないためにも、試験による投票権免許制（法的許可）導入するべきだと思います。普通に政治経済に意識を持って日々を過ごせば簡単にわかる程度の問題でいいと思うんです。数年に１度更新を行うためにテストを行うとか程度でいいんじゃないのかなと思うのです。今回自公に反対した俺たちからすれば、マニフェストに使用目的も明記しない増税なんて「交通事故」以外何者でもないですぜ？
