俺は此処に居る

id:BlackSunこと黒太くんがニュースみて勉強したり、ラジオしたり、絵を描いたり、空飛んでみたり

「真実の百面相」も同じような事書いてるけど

流れとよどみ―哲学断章
大森 荘蔵
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真実と言われるものですら、真実を伝えているとは限らない。貴方が見ているものは貴方が見た像であって、それは真実とは限らない。そしてそれは俺にとっても同じ事。(例えば多数決等で)大多数が真実だ、正しいと言えるものも所詮はそれだけの事で、あくまでもそれ以上でもそれ以下でもない。ただ漠然とこれだけの人が正しいと真実だという事のみを伝えるだけ。真実と凡そ言われ思われるものは所詮それ程度だと思っている。自我の数だけ存在しえる物に過ぎないと思っている。
それでは真実とは何か?存在し得ないものなのだろうか?俺の体験から言えば存在するとしか言えない。俺が確認したんだけれども、自我が確認したわけではないという感じか。そしてそれは正しいとか間違っているとか、美しいとか醜いとかそんなものではなかった。以上、世間的に気持ちの悪く引かれまくりな人の体験談。*1

*1:ちなみに「真実の百面相」はこの本に入っているらしい。昔、教科書で読んだ思い出でしかないからね。