闇が闇を笑う

闇プログラマー、レベル5に宣戦布告(働くモノニュース : 人生VIP職人ブログwww)
アイコンだとか壁紙だとか絵が無断転載だったとかそういう話の様。いつも思う事だけど、著作権に厳格な人は原作だとか設定だとかキャラクタを引用する事についてどう思っているんだろうと、騙られる危険性のあるこの社長さんの場合はそうも言ってられないんだとは思うけれども。
かつてトレース問題の時にも関連して書いたが、絵のトレースはダメだけど同人誌や二次創作自作絵は「企業の宣伝になるから」「愛があるから」大丈夫的な理屈は我々キャラクタや作品の引用側が使うべき理屈ではないと思う。それは元著作権を所有する企業側が言える事だろう。僕は既存の作品を二次創作する時、多少なりとも著作権侵害の要素は含んでいると考えている。だから海外サイトで僕の絵が無断転載されていたのだけれども、何も言う気はないし、述べる権利もないと思っている。同じ事を僕は元著作権を所有する企業に対してしているからだ。
「闇プログラマー」という語感が面白いのはわかるが、それを笑う人のアイコンはどこかの漫画やアニメやゲームの絵を拝借した物ではないんだろうかと。僕もかつてはゲームキャラクタの絵を描いていた。今でもパロディ同人誌を買って読んでいるし、youtubeで過去のテレビ番組やＣＭを見るし、ネットでふいに上げられているセリフ改変漫画も読んでもいる。だから僕は著作権に厳格な人間ではないと思う。そう考えると槍玉に挙げられている学生らしい彼を徹底的に追い込めないし、やはりそんな資格は僕にはないと思う。