俺は此処に居る

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音楽とアニメの関連性、その2

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だけれどもアニメとポップスや洋楽は相性が実はいい事はずいぶん昔から証明されていたのである。関西で80年代に子供時代を過ごした事のある人でアニメに多少なりとも興味があった人ならこの番組を覚えているのではないだろうか?

「BLACK MAGIC M-66」は北久保監督の最高傑作でセルアニメであの動きをやっているのでぜひ見て貰いたいが、そう「アニメだいすき!」だ。もう一見してもらえればわかると思うけども、先ほどその1で書いた「ポップス(洋楽)+アニメ」というのを完璧にやっているのだ。しかもこの番組は初回が1987年放送、地上波という。これは本当に凄い。海外で先ほどのような「ポップス(ロック)+アニメ」という形式が盛んに作られるよりも断然早いのだ。

 

実際、僕は当時ロックな子だったのだけれども、アメリカンポップスにも興味を持ちベリンダカーライルのアルバムを買ったりもしたし、友人にはこれで洋楽を初めて意識した人もいる。エポックメイキングな番組だったのではないだろうか?

EDもしっかり洋楽で締める。この独断ではあるが「アニメはストーリーや構成だ」という映画鑑賞の様な批評の仕方を幼少期の僕に教えてくれたのも大きいかもしれない。それもそのはず「アニメだいすき!」スタッフは別枠で「シネマだいすき!」を制作していたのである。もちろんキャラクター萌え*1なんてのも当然あったのだけれども、まず本筋である話ありきという鑑賞方法が僕に根付いた理由もこれなのかもしれない。

 

この数分のOP、EDは、僕にとってのアニメの原点なのかもしれない。今アニメに興味がない人は、この機会に先入観を捨てて*2見てほしいし、アニメ趣味の人はどんどん海外の勝手PVを見て気に入った曲を探してほしい。どちらかだけなんて人生損するようなもんだから。

*1:当時はそんな言葉はなかったが

*2:ネットで萌えだとか言っているのは放っておいて