フッくんはなぜ湾仔で切なげな表情なのか?(おたく編)
みんなだいすきストリートスナッカー。
そんな香港のおたく系リポート。ちなみに上記の写真は揚げ物屋さん。当然のようにこの店でもウメハラは勝利するのだろう。何で?
過去に香港に行った時も散策はしていたのだけれども、今回は前回までと大分様子が異なるだろうと予測していた。というのも最近アジア旅行に行った際にかつてのような「あやしいグッズ」が姿を消しているからだ。こんなにつまらない事はない。実際に香港の秋葉原にあたる電脳街「深水埗(シャムスイポー)」も至って普通の電脳街と姿を変えていた。かつては購入してはいけないマジコンや購入してはいけないDVD-ROM、SIMリードライター等危険な香りのする雰囲気は綺麗さっぱりなくなっていた。*1
本来電脳街というのはコンピューターの部品やそれのアクセサリ、アプリ等のソフト(ゲームを含む)を販売する所だ。ある意味「おたく的」ではあるものの、所謂「おたく街」ではない。深水埗を「香港の秋葉原」と形式上紹介したものの、世界各地の電気街、電脳街を遊びに行った感覚では 秋葉原はかなり特殊、いや秋葉原だけが異常だ。
そういうこともあって、香港のおたく街も電脳街深水埗とは全然違う場所にある。とりわけ有名なのが旺角にある「信和中心」だろう。
もうここはかなり有名になってしまったので、この種の趣味が少しでもある者は誰もが行く場所になっている。この商業テナントビルに別々のおたくショップが店を出している。わかりやすく言うのならば「中野ブロードウェイ」が一番近い。ただかつてはこの商業ビルも大変危険なあやしいビルだったのだが、今だと数店しかあやしい店舗は残っていない。
さて、香港のおたくショップはこれだけではない。実は先ほどご紹介した湾仔にも存在する。それが東方188商場だ。
ここもゲームショップやフィギュア屋がたくさんあり、近くに電脳ビル「288電脳特区」もあるので一度で用が済む人もいるかもしれない。しかし湾仔には久しぶりになる物件が存在したのだ。
久しぶりの海外のゲームセンターである。これはぜひ内情を調査したい!
やはり香港でも音ゲーが大人気のようだ。楽しそうに洗濯する香港のゲームキッズたち。他にもjubeatとかもおいてあった。本当に音ゲーは誰にでもわかるからか、どこに行ってもそこそこ人気があるようだ。
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海外の知らないゲームも多々あるようだけど日本のレトロなゲームもあるようだ。おや?これは・・・
テーカンのピンボールアクションだ!実物が動いているのを初めてみた!なんてことだ!1985年のゲームの実物を2015年に香港で稼働しているのをみることになるとは!
しかもピンボールアクション大人気!横画面モニターに無理やり入れて稼働している筐体もある!なんだこのテーカン人気。コーエイテクモもテクモもこの世には産まれなかったかのような錯覚に襲われる現実。この30年間、テーカンは香港で生き続けていたんだ!
ありがとう!フッくん!
*1:どうしても気になる人は英語を駆使してお兄さん達に語りかけてみよう。