温故知新
消えてしまう前に是非見て欲しい動画。NHKの文化部か社会部かはわからないけども、たまにこうした反体制的でカウンターないい番組を制作する。これはそういう番組だ。
明治期から残っている動画フィルムを世界中の技術の粋を集めてカラー化したもので、相当な労力と資金がかかっていると思う。NHKはこういう番組だけ作って、クズ政権擁護の報道をすべてやめてくれれば、テレビを購入しお金を払いたいものだ。
この番組のキモは敗戦時の伊丹万作（伊丹十三の父親）の言葉であろう。
「現在でも別の嘘によって騙され始めているのに違いないのである。」
ここに全文があるわけだが、まさにクズ安倍政権に対するカウンターたる言葉だろう。「いくら騙す者がいても、誰一人騙される者がいなかったら今度のような戦争は成り立たなかったに違いないのである。」
それはそうとこうした番組はやはりどうしてもというか「東京」なのである。これは中央集権化たるアジアの悪癖を感じずにはいられないのだが、こうした貴重なプロジェクトはぜひ全国残っている映像にやっていただきたいと思う限り。関西人としては、かつてあったネットラジオ「intialGz」で坂本氏がよく話していた「大大阪時代」フィルムのカラー化を望みたいものである。
大阪市交通局の昭和レトロ映像を大公開！～part1～（大阪市） - YouTube
大大阪！本当にそう言われてた時代があったんだよ！
個人的には本当の地元京都の映像をカラーして欲しいんだけども。ちなみに僕の隠れた趣味は戦後（昭和２０年代～昭和４０年代）の建築物探し。戦前以前は意外と京阪神には残っているけども、戦後以降は建て直しでほぼ姿を消していっているのだ。特に京都にいると寺社仏閣や明治期の西洋建築は多数残っているが、本当に戦後のものは軽視されすぐに建て直しの憂き目にあっている。
こういうのが残っている所があればぜひご連絡ください！
