俺は此処に居る

id:BlackSunこと黒太くんがニュースみて勉強したり、ラジオしたり、絵を描いたり、空飛んでみたり

第66回紅白歌合戦!

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ひとまず大掃除の合間に緊急でこれをかいています。

本日の紅白歌合戦ラブライブ!ことμ'sが出演します。僕が追っかけしている三森すずこさんも当然メンバーなので出演されます。*1

 

「アニメソングなら過去にも紅白に出たし、声優なら水樹奈々とか出てるじゃん」という人もいるだろうけども、僕はファンというのを差し引いてもこれは本当に凄い事だと思うんです。

元々はコミケの企業ブースで声優が手売りしても434枚しか売れなかった所から、本当に這い上がってきたのが彼女らだからです。このあたりは本当に売れないアイドルそのもので、3rdあたりのライブMCで「家族が30枚買って、知り合いに配った」とのこと、そこからいまや紅白。これは本当に快挙というべきでしょう。

また企画発の声優ユニットが紅白に出るなんていうのは前代未聞なのです。最近だとアイドルマスターが紅白にでるような、昔ならハミングバードや男性ならNG5がでるようなものなんです。

ラブライブ!に少しでも興味を持たれた方はぜひこの機会にご覧になってみてはいかがでしょうか?テレビの一組を一曲見るだけの時間ならそんなにも時間はかかりませんから。

今回はどうもいつものライブのように、後方にアニメダンス映像を流すようなので、アニメとキャストのシンクロぶりをみることもできると思います。僕はアニメから入ったんですけど、本格的に没頭したのはこのシンクロしすぎたライブをみてからなので、本当に初めてだと衝撃があろうかと思います。

僕が今まで当ブログで書いてきた「現実と虚構の境目を曖昧にする事が新しく、ヒットした」というのがお分かりいただけるかと思います。この機会にぜひ。そして一緒に応援しましょう!

 

頑張れ、μ's、頑張れ三森すずこ

*1:残念ながら絵里役の南條愛乃さんは膝の状態で出場辞退ですが

さよならだけどさよならじゃない

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いよいよ最後である。

 

来年の3月31日と4月1日についに劇場版と同様、ドーム*1でのライブがファイナルとなる。思えば劇場版ラスト「僕たちはひとつの光」での背景もいま思い出すとドームっぽくもあるような気がする。

これをもってラブライブ!いわゆるμ'sの活動は終了し、μ'sは解散するとの報道もある。そういうこともあってネットでは解散阻止という運動まで出始めているようだ。

【悲報】ラブライバー、解散報道で「μ’s解散阻止隊」が結成され、さらにめちゃくちゃにwww【ツイッター】 | やらおん!

しかしみんな落ち着いてほしい。今週中は見ることができる先日のファイナル告知番組でメンバーは一言も「解散」とは言っていないのだ。

「ファイナルライブ」「ファイナルシングル」「最後のワンマンライブ」と最後づくし、終わりだと思うのも仕方がないとは思うが、それは早計すぎやしないだろうか?もう一度落ち着いて本編中のみんなの言葉を思い出してほしい。

 

シーズン2の11話「私たちが決めたこと」で矢澤にこ西木野真姫はなんと答えたか?

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「だからアイドルは続けるわよ!絶対約束する!何があっても続けるわよ!」

 

そう9人での「ワンマンライブ」はファイナル、9人での「シングル」はファイナル、それだけの事なのだ。

 

ただ、劇場版でも絵里は「μ’sを続けることはありません」とメールで送っていたように、3年生が引退したらμ'sは終わりなのだ。その3年間の一瞬の輝きをテーマに描いてきた物語なのだから。*2だから現実と虚構の境目をあやふやにする事でヒットしたラブライブ!におけるμ'sは終わる。解散とは明言しないもののそういう意味では「事実上の解散」ではあるのだろうと思う。だけれども、μ'sとしてでなく各メンバーとしての活動はこれからもないとは一言も言われていない。これは特番のキャストからも、アニメのエピソードからも明らかだろう。これは「すべて終わり」ではないのだ。

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「やっぱりこの9人なんだよ。この9人がμ'sなんだよ。」

「誰かが抜けて誰かが入って、それが普通なのはわかっています。」

「でも私たちはそうじゃない。」

「μ'sはこの9人。」「誰かが欠けるなんて考えられない。」

「一人でも欠けたらμ'sじゃないの。」

 

逆に考えれば、各ユニットの活動は可能だし、個々のメンバーでの活動、今までになかった変則ユニット等、新たな方向性も考える事はできる。アニメの時代的な問題もあろうけども、サンシャインとの変則ユニットも考えられるし、なによりサンシャインがアニメ化した時にゲストキャラとして登場等もありえるかもしれない。*3またキャスト面でも合同ライブやサンシャインのライブに例えばBIBIだけ参加のような事は十分ありえる事だろう。

 

明言はされていないが、「μ'sの事実上の解散」というのは「全ての終わり」ではないのではないだろうか。上記のように本編から読み取ればむしろその方が自然に思える。ただし何度も書くが今後の各メンバーの活動は否定されていない。そういう意味ではメンバーもキャストも消えてなくなりはしないのだ。

http://nanjolno.jugem.jp/?day=20151206

絵里役の南條愛乃もブログにこう書いている。「μ’sが消えてなくなるわけでも、思い出がなくなるわけでもありません。」と。これはある意味、解散であって解散ではないととらえられるいい返事なのではないだろうか?

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悲観することなく、希望をもって今後の動向をみていこうではありませんか。

「思い出だけど思い出じゃない」

 

 

 

*1:ドュームです!

*2:ただし番組的には1年間ではある。これは本編でも劇場版でも何度も語られてきた。羽と輝きはキーワードなのだから。

*3:例えば大学生になった絵里がダンスコーチとして出てくるとか。

表現の野放図

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先日のアニサマの人種差別問題は記憶に新しいが、また先日このような騒動がおきたそうだ。どうも最近ネットのオタク関連で人種差別を元とした話が多いように感じる。

 

この陳列された漫画は「日之丸街宣女子」と「テコンダー朴」の2つ。コメントを見ると「テコンダーは反日漫画だ」などいろいろでているが、こう発言する人たちは対立構造でしか思考できていない。そもそも反日だから左翼は怒るべきではないとか、親日だから右翼向きだというような次元の話ではないのだ。反日だから親日だから左翼だから右翼だからという問題ではなくて、こうした国家・民族・人種の差異を侮辱的に使うことでエンターテイメントとし売りにするのが実に醜悪だという事だ。*1

 

丁度、昨日パリで市民を狙ったテロがあった。その前に同じパリでシャルリーエブドの事件があった。シャルリーエブドの事件は何が引き金だったか思い浮かべてほしい。

表現の自由」と言葉にするのは実にたやすい事だ。だけれどもこれらの表現を「表現の自由」と簡単に述べていいものだろうか?これらの表現は表現される側の心情を全く考えていないと僕は考える。確かに「表現の自由」は大切なものだろう。だけれどもそれは野放図であってはならない。表現対象の事を慮る事を忘れてはならないのだ。シャルリーエブドの事件も過激だろうと表現ではある、しかし相手の信仰や文化を題材に侮辱的に表現していいわけではない。

 

結果、暴力的報復行為で事件は起こってしまった。表現は自由でなくてはならないが、そこには責任が伴う。相手を侮辱的に表現するのも自由ではあるが、その結果代償として払わされた責任は命だ。暴力的報復は絶対に許してはいけない行為ではあるが、先に引き金を引いたのはどちらなのだろうか。このような相手を慮らない表現を僕は無責任に思う。これは「表現の自由」ではない「表現の野放図」でしかない。

 

規模は違えど、悪意をもって差異をエンターテイメントにしているのが問題なのだ。この悪意が日本に向かっているのであろうと、韓国に向かっているのであろうとそんな事はどうでもいい。国家や民族、人種単位に向かっていて、個別である個人で評価しない事の醜悪さを僕は問題視する。こんなのは全体主義思想だ。

 

このような差異を侮辱的に使うことでエンターテイメントにして売り物にする著者、出版社には責任がついてまわる。当然、このようなコーナーを作成したコーナー担当者、およびその管理者たる店長、及び企業として指導徹底できなかった株式会社虎の穴にも責任がある。これについては正式に回答を求める文章を送りたいと思う。売れるからおいていい、というのは資本主義の原理からすればいいのかもしれない。だけどそれは僕には無責任に思う。

 

余談として、全体主義というのは非常にやっかいなものだという事も書いておこう。「死ねよオタク」という言葉に反応したオタク趣味者の一部の人達は「オタク差別」と受け取ったが、正直僕は重度のオタク趣味者であると自負はしているものの、全く差別とも思わなかったし、感情的に揺らぐこともなかった。掲載画像からオタクでもどういう人に向けて発せられているか直ぐに理解できるからだ。これを「オタク=自分」とし、自分が言われたと思うことが全体主義的な思考なのだろうと思うのだ。

 

結果、反日漫画だ、左翼だ右翼だ、オタク差別だという枝葉末節に思考が流され、人間としてこうした差異を侮辱的に扱う事でエンターテイメントにする文化、表現の自由を許してもいいのだろうか?表現の自由は無制限に自由なのか?という問いかけにはならなかったのが残念でならない。

 

そういう意味も含め、また全体主義的な問いかけであった点も含めて、最初の問いかけである「死ねよオタク」は暴力的で乱暴な表現であったと批判指摘はしておきたい。ただ、想像で賄える程度ではある。id:haikyo氏はおそらく誰が全体主義者なのかという問いかけも含めたギミック的にあえて「オタク」と乱雑に括ったのではと僕は感じたのだけれども、こうした方向に収束してしまうのは失敗だったのではないかと思う。逆に言うと、それだけ全体主義に無意識に囚われている人が多いともいえるのだろう。

*1:そもそもこのご時世にイデオロギーなど全くの時代遅れでしかないと私的には思うほかない。

かしわやさんの呑み屋さん

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 ご無沙汰しております。

なんとなしにゲームやらいろいろしていたら書く間もなく、次のイベントが来てしまうという流れで今日まで放置しておりました。

 

ということで久しぶりの更新はやはり呑み屋話。この合間も何度も呑み屋に足を運んでいたんだけど、その中でもなかなかいかないだろうお店を紹介しておきたいなと。

まず紹介したいのはこのお店「堀川鳥岩」は本来は鶏肉屋(かしわ屋)であるということ。そのせいで水曜と金曜の夜にしか呑み屋営業はしていないのであります。ということでなかなか機会に恵まれないというのがポイント。

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まず入店するとこのような番号札をもらいます。これを清算する際に使うわけです。この日の僕は「22番」でしたが、花のように姿を現しはしませんでした。

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大瓶ビールも安い!

ハイカラを激推しする世の中だけど、僕は大瓶ビール。

大瓶ビールとと鶏肉って最高の組み合わせだと思うんだ!

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唐揚げもこの量で400円はお安い。結局大瓶2本、串を9本、と唐揚げとかなり贅沢三昧してしまったのであります。

 

最後に注意点。このお店、水曜と金曜という問題だけでなく非常に行くには大変な位置にあります。当日僕はバスがわからずに地下鉄丸太町の駅から徒歩で行ったんですけれども、かなり距離がありました。なので、もし一度行ってみようと思った方は、前もってバスの路線など調べておくといいかもしれません。

 

うーん、そろそろ呑み屋以外の話題も書いていきたいなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

せんべろ店を呑み歩いてみた

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シルバーウィークである。

 

しかしやるこた同じ。僕は毎日のように飲み歩いていた。とはいえ毎日のように居酒屋に行くと到底お金なんか持たないので、僕が行くのは大抵せんべろ店になってしまう。せんべろというのは今更説明するまでもないんだけども、千円でべろべろに酔えるお店という意味なんだけど、頑張れば千円で酔えるかなという感じくらいに取った方がいいと思う。

検索するだけでせんべろ店と呼ばれるであろうお店は結構見つかる。それだけ現実的な経済状況はよくないという事の現れなのだろう。ともあれネットではそれなりのレビューやらオススメを見つけることができるので、仕事帰りに行ける範囲のせんべろ店に行ってみることにした。実際に行ってみての感想でしかないので、上記のようなレビューとは違うとは思うけども、実際はこんな感じというのがわかればと思う。

 

1.肝どん

もてらじ公認居酒屋でもある肝どん。もうお分かりのように百ビである。そう生中が100円、凄い。しかも大阪の店舗だと焼酎が時間無制限600円で飲み放題だ、これは凄い。ただしフードは普通の料金なので、1フードでガンガン飲もうというのがオススメ。そういう意味で、お店には申し訳ないんだけど0次会に最適ではある。食べるべきフードはジーマーミー豆腐。沖縄料理のお店*1なので、ここは沖縄料理を注文してみてはどうだろうか。甘くてプリンみたいな豆腐。アジアな感じ、おいしい。

2. すいば

ここはなによりオシャレ。立ち飲みって言うとおじさんが集う汚い印象が多いのだろうけど、ここは本当にオシャレ。そんな事もあって女性の2人客なども多く、他と比べるといつも混んでいる。その結果、近隣に二号店がオープン予定。なかなか流行っているお店といえよう。生中が300円、他も500円以内で日本酒や焼酎などたくさんある。今日のお惣菜150円をはじめフードも安く、頑張ればせんべろも可能。しかも安いくせにしっかりした料理。食べるべき料理は大きなカニカマ1本揚げと自家製ポテサラ。特にカニカマは想像以上の大きさがあって圧巻だ。しかもこれが旨い。

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このコンビで330円、これは最強だろう。*2

3.栄室町

串かつが食べたくなったので寄ったお店。食べログにあるハッピーアワーには行けなかったので評価が変わるとは思うのだけれども、せんべろするには少し無理があるお店。おつかれさんセットで950円だったと思う。僕は串かつ5本セットで注文した。ランダム串かつ5本と生中が2杯。値段的にもせんべろはキツイんだけども、一番キツイのは串かつがなかなか出てこない。僕が串かつにありつけたのは2杯目が終わろう頃で、もうその時点でお店を変えたくなっていた。

4.梅しん

正確には唐揚げのお店で飲み屋ではないのだけども、500円で生中と唐揚げ3~4個のセットを販売している。梅しんは金賞受賞した唐揚げがメインなんだけども、マツコの番組で紹介されたコロッケ王子オススメの牛すじコロッケもおいしい。1個200円。食べるべきフードは両方。逆に言うと部位の選択こそあれ唐揚げとコロッケのお店なので、両方食べてよし。他にもフードはあるけど、ここに来たらこの2つを食べないのはありえない。食べる際の注意は「金賞ソースで」という注文を忘れずに行うこと。でなければ普通に塩コショウになる。せっかくこの店に来たのなら、金賞ソースを食べてもらいたい。あと六角以外にも京極にもお店があるが、ビールセットなら間違いなく六角店!京極店は缶ビール(350ml)と唐揚げのセット、断然生中の方がお得感がある。

5.百

おそらく現時点最強のせんべろ、もてらじ公認せんべろ。なんせドリンクとフードが100円。もうこれだけでこの店にはかないっこないのに、なんと金券を買うとさらにお得になるという危険度。そんな事もあってこの店も常に混んでいる。しかし上記のすいばのようなオシャレさもないけれど無理やり入れば飲める。絶対安定の立ち飲み、それが百。

入店したら2000円券を買おう、これだけで300円分お得になる。*3おもむろに置かれているお惣菜100円と生ビールをダブル(生中になる)で注文しよう、*4これで300円分。ここで食べるべきフードを注文しておこう。実はお惣菜以外にも現場で作ってくれるフードがある。それがポテトフライと軟骨の唐揚げだ、もちろん100円。初入店だとこれには気づきにくい。迷うことなく両方頼んで、200円分。ここまでで600円分しか使っていない。あと400円は飲むなり食うなり自由だ。僕は大体行くとビール3杯と上記のフードでちょうど1000円。物足りない時はあと数品フードを取るのだけれども、それでも2000円なんか行くことはまずない。最強のせんべろといえよう。

 

どうだろう、元々僕が立ち飲みせんべろを始めたのは、家で缶ビールと食事っていうのが安いけどもビールが美味しくない(発泡酒以下の酒だから)というこがあったからなんだけど、ここいらで出すビールは正真正銘のビール、それでいて安い。

いわゆるチェーン店居酒屋に行くよりも格段に安い。チェーン店居酒屋だって相当安いんだけども、このご時世、経済状況がこうだとそりゃこういうお店が流行ってしまう。これからはこれら立ち飲みせんべろか、味に相当のこだわりのあるそれなりのお値段のお店しか生き残れないように思ったりもした。みんながせんべろを知ったらチェーン店居酒屋はどうなるのだろう。

*1:本店は沖縄だもの

*2:ポテサラはかなり食べちゃってるので、実際はもっと量があります。

*3:入店チャージ料100円分は金券でも払える。

*4:ちなみに普通に頼むと小さいカップに注いでくれるが100円で飲めてしまう。