基地外放送禁止作品をみて

古特撮作品を見るというブームが来ている俺です。古特撮のイカスところはアニメと違って当時の風景が堪能できるところですな。そんな中、何かとネットで話題の基地外連呼作品をみてみましたよ。

• 怪奇大作戦24話｢狂鬼人間｣

岸田森氏の狂いっぷりが最高にハイな仕上がりでした。犯人役の女性のラストの描写は本当に怖かったですね。EDテーマにあわせて叫ぶところがヤバイ。基地外を連呼しすぎなものの、作品の質は極めて高いのでお蔵入りにするのは正直勿体無いと思います。*1
(参考リンク)怪奇大作戦(wiki)

• サンダーマスク19話｢サンダーマスク発狂｣

存在自体が大分クレイジーなヒーローサンダーマスク。真昼間から街の公園で堂々とシンナー中毒パーティなところからクレイジー。敵のシンナーマンは好物？がシンナー中毒な人の脳というクレイジーな設定。中毒患者の額にドリルで穴をあけてストローで脳を吸いだして食事するというデンジャラス描写でかなりダメな状況に。敵の作戦がサンダーマスク(の人間状態)と怪人の脳を入れ替えるという発想が既にアウト。｢マァキレイ！これがサンダー星人の脳みそ！｣というセリフがフォローどころかサイケ通り越してマーブルマッドネス(違)。入れ替えられた体はヒーロー！(の人間状態)、中身は怪人！というクレイジーコナン状況で破壊活動をする主人公。ちなみに作品の質自体は普通。でも色々なサイトを読んでいると全体的にマッドでデンジャーな作風だったらしいので気になる作品ですね。さすが手塚治虫先生の原案作品ですなぁ(本当)。
(参考リンク)サンダーマスク(wiki)

*1:とはいえ、どうやって狂わせ屋と連絡とったのか今一説明されてない。