妄想してから寝てください。

さくらんぼ小学校、アダルトサイトに同じ名が(YOMIURI ONLINE)
ブックマーク等で散見される「検索すればわかるのに」とかいうのはちょっと違うんじゃないかなとか思った次第。僕がこのニュースを最初に読んだ時、山形の地元の農家の方が公募に応じ、それが山形の名産という事もあって最多得票となり、「さくらんぼ小学校」になったのだろうなという妄想をした。この件だけじゃないんだけど、ちょっと妄想すればもしかしたらこうだったからこうなっちゃったんじゃないかな？とわかるようなケースをたまに見るんだけど、これはおたくの妄想力欠如なのかなと、ネーミングセンスだとかネーミング問題以上にちょっと不安に思ったりした。

かつては欲しいものが何でもかんでも直ぐに入手できる訳でもなく、「素敵なものがほしいけどあんまり売ってないから好きな歌を歌う」しかなかった。だから絵を描いたし、同人誌を描いたし、フィギュアを作ったんだろうし、ゲームを作ったのだろうと思う。そういったかつてはおたくが得意とした妄想力がネットで注文したら直ぐに入手できる世の中になって弱まってきているのかもしれない(という仮説)。それが即「考えればアダルト的だとわかる名前」だとか「DQNネームみたい」とか「検索すればすぐにわかる」なんて反応に繋がっているのかもしれない(という仮説)。それらの返答に僕はドライでデジタルな感触を感じはしたけれども、頼まれもしないのに相手に勝手に同化するような妄想的な要素を感じる事はなかったなと、あくまでも僕にはだけれどもね。