俺は此処に居る

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愛自由無罪という同調圧力


【テロ】フランス西部のイスラム寺院に手榴弾が投げ込まれる!新聞社襲撃事件に対する報復か? - 真実を探すブログ

今回のフランスの件で明確になったのは、市民が熱狂に乗ぜられるとどこの地域でも何も変わらないということと、そこに国家が絡むと危険であるという事だろう。熱狂的であまり思考しない市民は簡単にそれに乗ぜられてしまう。そうした中、論理的に考えれば関係がない人々が勝手に属性でまとめられ、マイノリティとして襲撃され言論封殺される。

 

先日のエントリにも書いたが、「表現の自由」というものはは絶対ではないと考えるべきだろう。むしろそうあればよいなという希求する物ではないだろうか?なぜなら「表現の自由」は他者との関係性上完全な物ではないから。表現をする時、やはり他者への配慮は必要だし、そうした責任を背負い自制自治してはじめて自由といえる。市民の権利であり、だからこそ市民が自治する権利だと考える。

 

それを国家の為政者が言うのはどうにもおかしい。自分達のためにポーズとしてやる事で利用しようとしているのだろうけれども、ああした姿勢はより鮮明に「表現の自由を守る人達」と「事件の加害側が属したマイノリティ」という枠を分けることにしかならない。熱狂的な市民はそうした全体主義を理解することもなくただ利用される。全体主義的な結束に使われ「愛自由無罪」になりつつある。非常に危険な状態だろう。


「表現の自由」という絵に描いた餅をプロパガンダに利用する国家 - 温玉ブログ

 

「絵に書いた餅」実にいい表現だと思った。国家は市民の自由を法的なり暴力で抑えつける存在だ。そんな所に自由の裁量を委ねかねないこの流れは自殺行為になるかもしれない。市民は今こそ目を覚まし、自由とは何かを熟考する時期にきているのではないだろうか?