俺は此処に居る

id:BlackSunこと黒太くんがニュースみて勉強したり、ラジオしたり、絵を描いたり、空飛んでみたり

ガンフロンティア

シューティング千夜一夜 〜第188夜〜 ガンフロンティア (あたっく系)

mixi」のガンフロコミュで紹介されていたので読んできたよ。

西部開拓時代をモチーフにした世界なのですが、縦スクロールシューティングという狭い箱の中ですさまじいほどの演出表現が詰め込まれています。
背景から敵のデザイン、グラフィックの細部に至るまで、真骨頂とも言うべきでもあるシビれる世界観には、誰しも感嘆の声を上げたのではないかと思われます。
(中略)
風になびく麦畑、西部劇にでも出て来そうな荒くれた町、そして映画館の中から突然現れる幌馬車型の戦車と、その残骸に写る銀幕の映画…
細かい演出においては、この描写に適うものは無い!と言われるほどすごいものだと思います。

素敵すぎる演出が多いんだけれども、弾の音のリアルさも捨てがたいよ。簡素な薬莢くさい音「パン」ってのがいい。あと4面の演出はあまりにもメジャーなんだけれども、バックのなびく畑とSEが完全に同期してるのが驚愕なのよ。

難易度が高い原因としては、敵弾が多い点。
敵弾は非常に遅い弾がメインになっていますが、弾の量が非常に多く、一つ一つをパターンにしないと対処がしにくいゲームです。
ガンフロンティアの敵弾は通称「先読み弾」と呼ばれており、やや狙いを逸らして撃たれる事で、敵弾を避ける場所を予想して撃っているように見える弾です。
これらの軌道の逸れた弾がゆったりと縦横無尽に飛び交っているため、避ける側としては非常にやりにくい事この上ありません。

これがキモだと思うんだな。パターン化ってこの人は書いてるけど、基本アドリブで弾速の遅い合間をノーボムでくぐるのはこのゲームでしか味わえない。レバーをコンコン叩く感じ。

バトルガレッガ」。
ライジングの革命作とも評される先鋭的なシューティングゲームです。
ゲームとしてはすさまじいほどの奇抜さがウリになった当ゲームなのですが、バトルガレッガは明らかに「ガンフロンティア」をリスペクトして作られたゲームになります。
初めてこのゲームに巡り合った時の衝撃は忘れられないですね。
どう見ても「ガンフロ」だろと。
ボンバーアイテムの集め方、デフォルト機のシルバーソードのボンバーの飛び方、敵弾の飛び交い方、敵の登場の仕方など、あらゆる場面で「ガンフロンティア」を意識したような造りが見られます。
というか、最初は「絶対に続編やろ!」みたいな印象でしたから。


エエー!人それぞれとはいえ、あんな勲章よけて魚の小骨を取って死ぬゲーが「どうみてもガンフロ」?これには首をひねらざるを得なかった。上のような弾の避け方とも全く違うし見た目を似せただけの完全別ゲームじゃないか?俺はガレッガ嫌いだったのであんまり詳しくないが、ここにも書いてあるようにメスト等で自爆をパターンに組んだりとかしていて、ああいうのはあんまり好きじゃなかった。ガンフロも2面冒頭で自爆スコア稼ぎするのは可能だけれども、無論あくまで「稼ぎ」なのでやらなくてもいいわけで自爆を推奨な訳ではない。あそこで残機増やし限界まで稼ぐと丁度難易度MAXになるらしく当時のスコアラーが賞賛していた。「稼いだら難易度が最高になるが、普通にプレイしたい人には普通になるように設定されている。神調整ゲー。」と言っていたのを思い出す。またガンフロは機体が銃なので自機の幅で真上にしか弾が撃てないところとかも紹介して欲しいぜ。ガレッガとか他のゲームみたいにワイドショットとかないんだよぅ。そういう細かい設定をしっかり守っているのにも関わらず、きちんとゲーム性に直結しているところも素敵なゲームなんだよな。弾の見易さと演出的な見た目の両立もギリギリのところで調整してるしね、ガンフロは。リアルさ追求した魚の小骨は飛んでこない。あの破片よけて弾に当たりゲーこと「雷電2」の弾より正直見難いと当時俺は思った。

俺的にはガンフロは上のような弾避けが唯一楽しめる縦シューなので*1大好きなのですよ。腕は下手ですけどね。ちなみにレイシリーズは俺の中でフォースのみで終了しています。

*1:他にガンフロ系の弾避けゲーあれば教えて欲しい。やるから。