【少女☆歌劇 レヴュースタァライト 第5話 感想】風立ちぬ
予告感想書くくらい自分の中で盛り上がりすぎている「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」ですが、旅行も終わりBSも放映しましたので、5話の感想を書いていきたいです。もちろん旅先でもBSを再度みましたよ!
予告でもわかっていたことですが、どうしてもかれひかの影にかくれてしまいがちな露崎まひるの回。今回は舞台小道具のようにまひるが集めているヒカリのカケラが大きな演出として使われていたのはまちがいないでしょう。
そのヒカリのカケラはもちろん華恋からあふれるポジティヴのかたまり、スタァのキラメき。このキラメきを学校にきてから集めて集めて集めまくったものがまひるの生きる希望になっています。
「レヴュー 私と華恋ちゃんの麗しき聖翔音楽学園」まさに学校生活がはじまって今日までの生きがいをつめた物があのカゴなのだろうと。華恋に出会って、他の優秀すぎる生徒に出会って、自信をうしなって、華恋の世話を焼く事に存在意義を見出して、それこそが私の生きる道で、自分には何もないんだと自分をあきらめたまひる。歌もバトンも学校も全部おばあちゃんに言われたから始めたんだと、自分にはなにもない、なにもいらない。華恋のキラメきさえあればいい。
まひるに価値があるんだよとキラメいているんだよと、自分に依存するまひる、学校に入ってからのまひるの世界を否定し、学校に入る前のまひる本来の価値を肯定する華恋。
わずかに残った華恋から集めたキラメきを、きっちりと華恋と対面することで払い落とすまひる。この一枚だけヒカリのカケラが頭に乗っているのが細かい!ある意味、まひるの中で本当の意味で華恋の友人になれた瞬間なのかもしれないですね。
・少女☆歌劇 レヴュースタァライト オーバーチュア1
前日譚にあたる漫画版「オーバーチュア」にはまひるが華恋依存になった最初あたりが描かれているので、5話でまひるが気になった人はぜひ読んで欲しいです。学校に入る前から1年生時?の大切な人たちを笑顔にするためにがんばるんだ!という当初のまひるが見れますよ。
「大切な人たちを笑顔にできるような、あたたかいスタァになりたいです!」
「やっぱりだいすき」「でももう誰かに頼らずに私は…」華恋に自分のすばらしさを気づかせてもらって、本当に依存ではない対等な友人になった事に気づいたまひる。
そんな時にリビングに吹き込んだ風はまるで大切な人たちの過去からの贈り物のよう。5話の冒頭では華恋からのキラメきを受けていたまひる。風を受けてまひるがキラメきなおしているようでこれからのまひるも手強そうですね。
まひるの太陽を追いかけて |